【FFシリーズ特有のバトルシステム】
①ATB(アクティブタイムバトル)
②CTB(カウントタイムバトル)
③ADB(アクティブディメンションバトル)

小学生男の娘FFVtuber
【恵味せりか】だよ!
【この記事を書いた人について】
★YouTube歴:8年目
(活動開始日:2017年1月10日)
★FFオタク歴:8年目
(FF動画投稿開始日:2017年3月1日)
★Vtuber歴:2年目
(活動開始日:2022年11月11日)
★投稿動画本数:2000本以上
(FF動画は1800本以上投稿)
★YPPによる収益化経験あり
★某ゲーム企業の案件動画制作経験あり
※2025年8月時点のデータです。
国民的RPGシリーズである「FF(ファイナルファンタジー)」には、他のRPG作品にはない特有のバトルシステムが存在します。
今回はFFシリーズのオタク歴が「8年以上」もある私が、3つのバトルシステムについて紹介していきます。
これからFFシリーズを遊んでいこうと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

FFシリーズ特有のバトルシステム

この項目ではFFシリーズ特有の3つのバトルシステムについて紹介します。
どれも他のRPG作品には存在しないシステムとなっているため、ぜひ自分の好きなRPG作品と比べてみてください。
ATB(アクティブタイムバトル)

FF4から初登場したバトルシステムが「ATB(アクティブタイムバトル)」です。
RPGの定番である「ターン制」の概念が存在せず、常にリアルタイムで時間が進み、敵味方問わずゲージが溜まったキャラから行動ができるというバトルシステム。


★アプリ版FF4(ピクセルリマスター版)のダウンロードはこちら
RPGのバトルシステムの定番である「ターン制コマンドバトル」に、「リアルタイム=時間」の要素を融合させて生まれたのが、ATBというバトルシステムです。
コマンド制バトルとリアルタイム性の両立を目指して導入された。
引用元:ファイナルファンタジー用語辞典Wiki「システム/【アクティブタイムバトル】」
※2025年8月8日閲覧
戦闘中は常に敵味方問わず時間が流れており
「ATBゲージ」が溜まったキャラからコマンドを入力できる(敵は自動行動)という流れです。
ATBが導入されたFF4以降の作品では、全員のコマンド入力後に攻撃開始というわけではなく、また主にポケモンでよくある「先攻・後攻形式のコマンドバトル」ではありません。
そのためこちら側が行動していなくでも敵は行動し続けて、気が付いたら全滅=ゲームオーバーになっていることもあります。

じっくり作戦を考えて慎重にコマンド操作をして…という間にも、敵は行動し続けるんだね…。

一見難易度が高いように感じるけど、多くのFF作品では「時間の流れ方を調節できる」から安心してね。
ATBには以下の2種類の「バトルモード」で時間の流れを調節できます。
①アクティブ:常に時間が進み続ける
②ウェイト:コマンド画面を表示している間は、時間の流れが止まる
—
また作品によっては「バトルスピード(時間の経過)」を調節できます。
数字でバトルスピードが表現されており
小さな数字ほど早くなります。
—
以下の設定だと一番難易度が低くなるので、FF初心者さんにもお勧めです。
①【バトルモード】ウェイト
②【バトルスピード】一番大きな数字にする
このATBシステムは初登場したFF4以降、多くのFF作品で採用されています。
★FF4
★FF5
★FF6
★FF7
★FF8
★FF9
★FF10-2
★FF13(※①)
★FF零式(※②)
★FFRK
※①:名称こそATBが使用されているが、実際はADBに近い作りになっている(空間の概念やリーダーのみ操作など)
※②:CCFF7のATBシステムをベースに、よりアクションゲームに近い作りになっている

これだけ多くのFF作品に採用されているなんて、まさにATBはFFシリーズを代表するバトルシステムだね!

私の場は、2017年2月頃からFFRKを遊び始め、3月1日からFF7の実況を始めてATBの基礎を学んだよ!
★FFRKのダウンロードはこちら
ちなみにATBシステムが初登場したFF4~FF7までの4作品では、一番最初のボスがこちらの攻撃行動に対し「カウンターで反撃する」ようになります。
①FF4:ミストドラゴン
②FF5:ウイングラプター
③FF6:ユミール
④FF7:ガードスコーピオン
上記のボスモンスター達は通常形態と反撃形態の2種類を切り替えてくるため、反撃形態中は行動を辞めて通常形態に戻るまで待機するというATBに慣れるための練習に最適です。

FFのバトルシステムに慣れるための練習相手までいるなんて優しいゲーム設計だね!

ちなみに私は2017年3月1日にFF7の実況を始めたんだけど、まだATBに慣れていなくてガードスコーピオンの反撃を普通に受けていたね…💦

CTB(カウントタイムバトル)

FF10ではFFシリーズの定番だった「ATB」に代わり、新たなるバトルシステム「CTB(カウントタイムバトル)」が登場します。
リアルタイムで時間が進まないコマンドバトルであるが、次に行動できるキャラが右上の表から一目で分かるというバトルシステム。

ATBのようにリアルタイムでの時間経過はありませんが、次に行動するキャラが右上の表で常に確認できるので、じっくり考えつつ作戦を練る戦闘が可能です。

こちらはATBと違ってじっくり戦略を考えながら行動ができるんだね!

雰囲気としては「SLG(シミュレーションゲーム)を遊んでいる感覚」に似ているって感じかな?
CTBが実装されてるFF作品は、2025年8月時点では「FF10」のみですが、外伝作品を含めるといくつか採用されています。
★FF10
★FFLTS
★メビウスFF
★DFFOO
FF10発売から約13年ぶりに、スマホで展開された「FFLTS(ファイナルファンタジー レジェンズ 時空ノ水晶)」でCTBが採用されています。
しかし、FF10以外は全てスマホアプリのFF作品であり、2025年8月時点で全てサービスが終了しているので、CTBを楽しめるのはFF10と下記にあるFFLTSの続編アプリだけです。

私はDFFOOでCTBの経験はあるんだけど、好きなディシディアシリーズのアプリゲームだっただけに、サービス終了は寂しかったな…。
★CTBが楽しめるFFスマホアプリのダウンロードはこちら
常に表示されている行動順について、基本的には素早さの高さで行動する順番が決まるのですが、魔法・技の発動などによって行動する順番が早くなったり遅くなったり変化します。
行動するまでの長さ=待機時間が短いと次の行動順が繰り上がり早めに行動できますが、待機時間が長いと行動順が繰り下がり発動まで時間がかかります。
基本的に強力な魔法・技であるほど待機時間も長くなるので、順番の状況次第では待機時間が短い魔法・技を使うこともCTBでは大切な戦略です。

表示されている行動順通りに進まず、状況次第では順番が入れ替わることも普通にあるんだね。

常に見えている行動順を気にしながらじっくり戦略を考える。ATBとはまた違った面白さがあっていいね!
ADB(アクティブディメンションバトル)

2025年8月時点で、FF12にしか実装されていない特有のバトルシステムが「ADB(アクティブディメンションバトル)」です。
ATBシステムを土台に、移動画面のままシームレスでバトルを行う「時間」「空間」を組み合わせたバトルシステム。


FF12では、移動・戦闘が同じマップ上でシームレスで行われます。
同じマップ上でリアルタイムに戦闘が進むシステムは、FF12が発売した2006年3月16日当時から存在していたオンラインゲーム「FF11」に類似しています。
エバークエストやFF11とよく似た戦闘システムなので「FF11オフライン」などと呼ばれることも。
引用元:ファイナルファンタジー用語辞典Wiki:「システム/【アクティブディメンションバトル】」
※2025年8月8日閲覧。
移動画面には敵モンスターも一緒に表示されていますし、もちろん敵がこちらに気が付けば襲ってくるのですが、この流れがシームレスで展開されます。
逆にこちら側も敵の情報を事前に知ることができたり、戦闘前に補助効果を付与してから敵モンスターに攻撃することもできます。
移動・戦闘マップが同じなので、戦闘中は自由に動き回ることも可能であり、遠くにいる敵が近づいてきて戦闘の途中から加わることも珍しくありません。
ATBの要素である「時間」に、移動・戦闘マップがシームレスに繋がっている「空間」の要素が融合したことで、ADBという独特のバトルシステムが生まれたのです。

これまで見たFFのバトルシステムと大きく異なるね。空間の要素が加わっている分、自由に動き回りながら戦うことができるのは新鮮だな…。

オンラインゲームのFFを1人で遊んでいるような感覚になるよね!
まとめ
今回のブログ記事のまとめはこちら
【FFシリーズ特有のバトルシステム】
①ATB(アクティブタイムバトル)
②CTB(カウントタイムバトル)
③ADB(アクティブディメンションバトル)
今回はFFシリーズ特有のバトルシステムを3つ紹介しました。
2025年現在では、PC(Steam)やSwitchなど様々なゲーム機種でFF12までの全ナンバリングFF作品が遊べるため、今回紹介した3つのバトルシステムも気軽に体験できます。
実際に体験してみるとFF特有のバトルシステムの面白さが更に分かってくるので、ぜひ歴代FF作品を遊んでみてください。
また、近年発売されているFF作品を始め、初期のFF作品では今回紹介した内容とは異なるバトルシステムが採用されています。
今後、別のバトルシステムに関する記事も投稿していくかもしれません。

今回のブログはここまで!
最後まで見てくれてありがとう!
