
小学生男の娘FFVtuber
【恵味せりか】だよ!
今回はこちらの本を読んだ感想を、同じVtuberという立場である私が、「約12,500文字」という文字数でレビューしていきます。
にじさんじ所属のVtuber「栞葉るり」が書いた古典の本「ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族」となります。
2025年7月25日発売と最近発売された本であり、もし購入を迷っている方がいたら、ぜひこちらのレビュー記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
この記事を書いた人について

私のことについて、簡単に紹介するね!
- YouTube歴:8年目
(活動開始日:2017年1月10日) - FFオタク歴:8年目
(FF動画投稿開始日:2017年3月1日) - Vtuber歴:2年目
(活動開始日:2022年11月11日) - 投稿動画本数:2000本以上(※2)
(FF動画は1800本以上投稿) - YPPによる収益化経験あり
- 某ゲーム企業の案件動画制作経験あり
- 当ブログ記事「検索1位表示」実績あり
検索キーワード「Vtuber ゲーム」
ブログ運用「約半年」で達成
※1:2025年9月時点のデータです。
※2:複数のチャンネルでの総合計分です。

私のことをもっと詳しく知りたい人は、プロフィール記事を見てね!
【最初に】レビューする際の注意点

今回紹介する本の感想をレビューしていく際の注意点などをこちらの項目にまとめています。
レビュー記事を読む前にぜひ一度目を通していただけますと幸いです。
今回、栞葉るりが書いた本をレビューしていく私の立場を紹介します。
まず私は「栞葉るり」及び「にじさんじ全体」のガチファンではありません。
Vtuber関連のグッズ(ボイスコンテンツなど)も、ほぼ買っていません。
同じ活動者(Vtuber)という「対等な立場」から評価していきます。
今回のレビュー記事は、「本の評価」となります。
「栞葉るり」及び「にじさんじ」の要素を優先して評価することはしません。
ちなみに私は古典に関しては「初心者」です。
初心者でも楽しめるか、分かりやすいかなども評価していきます。
対等な立場でのレビューなので、時には「厳しめの評価」もあるかもしれません。
「栞葉るり」及び「にじさんじ」ファンの皆様は予めご了承ください。
もちろん彼女は古典専門家ではなく、「古典が大好きな一般成人女性」であることも理解しつつ評価いたします。その際に厳しめの意見も出てくるかもしれませんが予めご了承ください。

Vtuberのことをよく知らない方でも参考になりやすいようなレビュー記事にしていくよ。
栞葉るりとは?

まず今回私が紹介する本を書いた「栞葉るり」が何者なのか簡単に紹介します。
栞葉るりとは? | |
---|---|
所属事務所 | にじさんじ |
ファンマーク | 🚓🐾 |
デビュー日 | 2023年11月21日 ※初配信日は「2023年11月24日」 |
担当イラストレーター | 加川壱互(@plus15) |
誕生日 | 9月20日 |
年齢 | 20歳 |
Vtuberの設定 | 犬+警察(お巡りさん) |
主な趣味 | 読書 |
好きなもの | 古典・文芸 |
MBTI診断 | ENTP-T(討論者/発明家) |
出身地 | バーチャル北の大地 |
憧れのVtuber | 月ノ美兎 |
座右の銘 | 人事を尽くして天命を待つ |
YouTubeチャンネル | YouTubeチャンネルはこちら |
X(旧Twitter) | X(旧Twitter)はこちら |

犬のお巡りさん系Vtuberなんだね。街の平和を守ってくれる頼もしい存在でカッコいいね!
ここからは上記のプロフィールを参考に、私が気になった要素をいくつか紹介します。
栞葉るりのデビュー日

栞葉るりのデビュー日は「2023年11月21日」となっております。

にじさんじの中でも、この子は2025年9月時点では最近加入した子なんだね。
私の場合、それぞれの活動開始日が以下のようになっています。
恵味せりかの活動開始日 | |
---|---|
YouTube活動開始日 ※ジャンル:ゲーム実況者 | 2017年1月10日 |
Vtuber活動開始日 ※IRIAMで開始している | 2022年11月11日 |
動画投稿活動再開日 | 2025年10月10日 |
栞葉るりの初配信日は、私のVtuber活動開始日より後であるため数値としてだけで見れば私の後輩にあたる子です。
しかし、この子の好きな分野である「古典」で、僅か数年で本を出版しているのは本当に凄いなと尊敬しています。

IRIAM時代のせりかさんがちょうど活動1年目を迎えたあたりで、この子も初配信しているんだ!

2人とも活動開始した月が同じ「11月」なんだね。

私も(歴史系含む)読書が好きだから、意外と共通点が多いなと感じているよ!
私のVtuber活動開始日に関する余談
ちなみに私がVtuberとして活動を始めた「11月11日」は
にじさんじ所属のVtuber「笹木咲」の誕生日でもあります。
しかし、彼女の誕生日については、この当時の私は一切知らなかったので「偶然一致」しています。
私の好きなマーベル(MCU)の最新作映画(当時)「ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー」の公開日に合わせて活動開始日を「11月11日」に設定しました。

笹木の誕生日は本当に最近知ったから、まさか私のVtuber活動開始日と同日だったなんて驚いているよ…!
古典が好き

今回の書籍レビューに最も関係のある要素ですが、栞葉るりは「古典」が大好きです。
以下の動画を見てもらえれば分かりますが、実際に配信でも古典が好きであることを話しています。
動画(配信)を見る時間がない方のために、にじさんじ非公式Wikiに記載されている該当の文章も引用して紹介します。
古典を好きになったきっかけは小学生時代、総合の授業で小倉百人一首の「朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に ふれる白雪」の歌を習った翌朝の雪景色を見て、現代の小学生と平安時代の偉い人が雪を見て思う事が一緒なところに嬉しくなり、昔の人の考えや自分との共通点についてもっと知りたくなったから。
引用元:「にじさんじ非公式Wiki:栞葉るり」
※2025年9月20日閲覧。

小倉百人一首を習った翌朝に見た雪景色が、栞葉るりが古典を好きになったきっかけだったんだ!

凄くロマンチックなストーリーだね!確かに昔の人が見ていた景色や思っていた考えは興味あるなぁ…!

私もこの子と同じく昔の時代に生きた人達の想いや考えなどにすごく興味があるから、歴史の分野が好きなんだよね!
栞葉るりのように、子供の頃から見つけた好きな分野を徹底的に勉強や研究していくことは、Vtuber活動をしていくうえで他の活動者と差別化するのに重要となる要素の1つです。
なぜなら子供の頃から何年間も学んで身に着けた知識や情熱などは、そう簡単に他の人が真似できるものではないからです。
そのような誰にも負けない自分だけの武器や専門的な知識があるからこそ、栞葉るりは今回「古典本の発売」に至ったのかなと私は考えています。
【余談】恵味せりかの歴史好きについて

栞葉るりの好みと少し似ていますが、私も歴史の分野が好きです。
今回の書籍レビューと話が異なるため、この記事では軽く触れる程度に記載しますが、いつの日か歴史分野についてもブログ記事や動画(配信)で語れたらいいなと思っています。
恵味せりかが好きな歴史分野
私の場合「日本の歴史」も好きですが、それ以上に好きな歴史が「三国志」です。
【三国志とは?】
2世紀(184年~280年)の中国で起こった「三国時代」の実際の出来事がモデルとなっている。
前半は多くの武将達による群雄割拠が続くが、220年頃から「魏」「呉」「蜀」の3つの国が覇権を争う時代に突入する。
史実を元にした「正史の三国志」と、エンターテインメント性に特化した「三国志演義」の2種類が存在している。
私の場合は、コーエーテクモゲームスが制作した「真・三國無双シリーズ」や「無双OROCHIシリーズ」で三国志を知りました。
2015年頃にVita版「真・三國無双7」を遊んだのが最初だったので、三国志歴は「約10年以上」あります。

10年以上も三国志歴があるんだね…!

長い間、三国志が好きなら他のVtuberとも大きく差別化できそうだよね!

一時期「三国志をメインとした運用」も考えていたけど、事情があって今はサブ要素としているよ。
私の好きな三国志の要素を簡単に説明すると以下の通りです。
恵味せりかの三国志プロフィール | |
---|---|
好きな三国志の勢力 | 魏・晋(西晋) |
好きな君主 | 曹操 |
好きな武将 | ①魏:夏侯惇 ②呉:孫策 ③蜀:姜維 |
好きな軍師 | ①荀彧 ②司馬懿 |
上司にしたい三国志の人物 | 曹操 |
嫁にしたい三国志の人物 | 練師(歩練師) |
住んでみたい三国志の地域 | ①洛陽 ②許昌 |
好きな三国志の合戦 | ①下邳の戦い(198年) ②官渡の戦い(200年) ③合肥の戦い(215年) ④五丈原の戦い(234年) ⑤蜀の滅亡(263年) |
行ってみたい中国の世界遺産 ※三国時代から既に存在しているもの ※三國志13に登場している | ①武陵源 ②黄龍 ③武威山・九曲渓 ④嵩山 ⑤黄山 |
恵味せりかが好きな本・書籍
栞葉るりと同様、私も読書が好きで主に以下のような本を読んでいます。
- 自己啓発本
- 孫子の兵法
- マーケティング関連の本
- 心理学
- 歴史の本(三国志関連など)
- 声優の特訓本(外郎売や声優レッスン本など)

せりかさん…意外にも漫画やライトノベルは読まないんだね…。

漫画は稀に読むこともあるけど、どちらかといえば上記の本をメインで読む感じだね。
ここで栞葉るりの古典関連の話につながりますが、実は古代中国でも様々な歴史書が存在します。
代表的なのは「孫子の兵法」で、現在でも多くの経営者やビジネスマンなどに愛読されています。
【武経七書】
- 孫子(孫子の兵法)
- 呉子
- 尉繚子(うつりょうし)
- 六韜(りくとう)
- 三略
- 司馬法
- 李衛公問対(りえいこうもんたい)
いつの日か栞葉るりが上記の歴史書にも興味を示して、その良さを解説する本を出版してくれたら私としては嬉しく感じますね。

ちなみに私が好きな漫画は以下の通りだよ!
栞葉るりが書いた本の感想

2025年7月25日発売に発売した栞葉るりが書いた古典本「ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族」を、同じVtuberである私が読んだ感想を書いていきます。
購入を検討されている方がいたら、ぜひこのブログ記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
一度、最初に記載してある注意事項を読んでから、感想を読んでいただくことをお勧めいたします。
もし著者である栞葉るりに興味がある方は、上記に紹介記事を簡単に書いていますので、そちらもぜひ合わせてご覧ください。
評価のポイント

今回評価する項目は以下の通りです。
最終的な総合評価を確認したい方は、下記の項目まで進んでください。
評価項目 | 評価 | 詳細 |
---|---|---|
販売場所 | Amazonなどで購入可能。 | 販売場所 |
料金 | 他の古典本と比べると若干料金は高め。 | 1,815円(税込)。料金 |
ページ数 | 他の古典本と比べるとページ数は少なめ。 | 144ページ。ページ数 |
分かりやすさ | 随所にあるため、分かりやすい構成。 | フルカラー形式で漫画やイラストが分かりやすさ |
面白さ | 随所にあるため、面白く古典を学べる。 | フルカラー形式で漫画やイラストが面白さ |

それぞれ詳しく見ていくよ!
【評価1】販売場所

栞葉るりが記載した本は「Amazon」を始めとしたネットショッピングサイトや、様々な書店で購入ができます。

私はAmazonで購入したよ!
私としては(特に「にじさんじ」のような事務所勢の)Vtuber関連グッズは、基本的「専用の公式ストア」及び「BOOTH」でのみ販売されていると思っていました。

にじさんじの場合だと、専用のオフィシャルショップストアがあるよね!

実は由緒正しき良家の生まれだが、その割には自由奔放。
趣味は読書で、業務時間以外は本に齧りついている…
BOOTHについてはこちら
BOOTHとは、pixivが運営する専用のネットショッピングサイト。
ユーザー自身がショッピングサイトを作り、グッズを販売しつつ運営している。

VtuberでもBOOTHでボイスコンテンツを始め、様々なグッズを販売している人が多いよね!

主に「事務所に入っていない個人勢」が、BOOTHでグッズ販売をしていることが多いなと感じているよ。

確かに個人勢は(特に大手の事務所勢)みたいな専用のショッピングサイトがないんだよね…。

このように個人勢でも簡単に専用のショップが運用できるので、基本的にはVtuber関連のグッズは「専用のショッピングストアでのみ取り扱っている」と私個人的に感じていました。
しかし、栞葉るりの本に関してはAmazonを始めとした一般的なショップで販売されていました。
これはVtuberファンだけに限らず「(特にVtuberのことをよく知らない)一般的な顧客層」もターゲットにできる運用であり、誰でも気軽にVtuberのコンテンツが楽しみやすいなと私は感じました。
それぞれのショッピングサイトの比較
Vtuber事務所専用ショッピングサイト | 一般的なネットショッピングサイト |
---|---|
主にVtuberファンがメインの顧客層。 ファン向けのグッズを多数展開。 | Vtuberファンだけに限らず、様々な人が利用。 特にAmazonは利用者数が圧倒的に多い。 |
一般的なショッピングサイトでの販売について
今回紹介する栞葉るりの古典本は、にじさんじ専用のショッピングサイトではなく、一般的なネットショッピングサイトで販売されていました。
このことから栞葉るりの古典本のメイン顧客層は、Vtuberファンというよりも「20~50代」という本に興味のある幅広い年代層である可能性が高いです。
なお、栞葉るりの古典本には「加藤昌嘉氏」が監修されており、外部の方が関わっている関係上、事務所専用ストアでは独占販売出来ないという大人の事情があるかもですが…。

Vtuberの方はボイスコンテンツを始め、既存ファンやVtuberに関心のある若い人向けのグッズがメインだよね。

Vtuberファン向けコンテンツは、事務所のショップでのみ販売して、ファン層を絞って運用した方が利益は大きいからね。

逆に本など幅広い年齢層が興味を持つ商品は、Amazonなどで販売した方が色々な人が買ってくれる可能性が高くなるよ。
Amazonなど一般的なサイトでも販売されているので、誰でも気軽に購入しやすい。
【評価2】料金

最初の注意事項でも記載してありますが、この項目では少し厳しめの意見も含まれます。
ファンとしてではなく、同じ活動者という「対等な立場」として評価しているため、ご理解いただきますようお願いいたします。
「栞葉るり」及び「にじさんじ」のファンで、厳しめの意見が見たくないという方は、お手数ですがここでブラウザバックされることを推奨いたします。
料金についてですが、こちらは「1,815円(税込)」で販売されています。
この料金について、一般的な顧客層向けで考えた場合、「少し料金が高いかな」と感じたのが正直な感想ですね。
にじさんじオフィシャルストア販売グッズの場合
最初の項目でも記載していますが、Vtuber専門のショッピングサイトでは、Vtuberファンの方やVtuberに関心のある若年層の方に向けたグッズを展開していることが多いです。
- ボイスコンテンツ:約500~1,000円
- チェキ風カード:約350~500円
- 缶バッチ:約500~1,000円
- アクリルスタンド:約1,600~2,200円
- タペストリー:約2,500円
※全て「にじさんじオフィシャルストア」で販売されている平均的な数値を記載しています。
※表記金額は全て税込みです。
Vtuberのファン層は10~20代の若い人が多く、メインターゲットとなる若年層が積極的に購入できるように、安い料金で設定されているグッズがほとんどです。

グッズの料金が安いのは、メインターゲットである若い人達も安心だよね!

ネットとかで大量のグッズを購入している人を見かけるけど、それも料金が安いからこそ出来るんだよね!
他の競合相手との比較
最初の注意事項でも記載してありますが、栞葉るりは古典の専門家ではなく「古典が大好きな一般成人女性」であることは理解しています。
ここでは「古典」というジャンルで評価していくため、古典専門家が記載した本と「料金やページ数だけ」で比べています。
専門家と一般人では比較対象が間違っているという厳しめの意見もありそうですが、数値の分かりやすさで比較しておりますので予めご了承ください。
また、専門家との比較では「本の内容」では比べておりません。
栞葉るりの古典本の料金について、他の競合相手が出版している本と比較してみました。
今回は「スタディサプリ」の古典教師として有名な「岡本梨奈氏」が出版されている古典本を対象とします。
比較対象の本 | 料金(税込) | ページ数 |
---|---|---|
栞葉るりの古典本 | 1,815円 | 144ページ |
岡本梨奈の古典本 | 1,540円 | 384ページ |
2つの本を比較してみると上記のような結果になりました。
その他の古典本も平均的な料金が「約1,000~1,500円」、ページ数が「約270~370ページ」であることが多かったため、栞葉るりの古典本の場合だと「料金が若干高め」かなと感じました。

ただし、栞葉るりの本は「古典初心者の人」に向けて、漫画形式も交えて分かりやすく解説しているよ!

ページ数が他の古典本と比べて少ないのも気になるけど、初心者の人が気軽に読めると考えればメリットになるよね!

どちらかといえば岡本梨奈先生の場合は専門家だから「本格的な古典本」というイメージがあるよね。
若干料金が高いのがマイナスポイントだけど、漫画形式などのクオリティが高い要素が含まれた分かりやすい古典本だと考えればプラスポイントになる。
【評価3】ページ数

最初の注意事項でも記載してありますが、この項目では少し厳しめの意見も含まれます。
ファンとしてではなく、同じ活動者という「対等な立場」として評価しているため、ご理解いただきますようお願いいたします。
「栞葉るり」及び「にじさんじ」のファンで、厳しめの意見が見たくないという方は、お手数ですがここでブラウザバックされることを推奨いたします。
また、上記の比較対象に関する注意事項も必ず合わせてお読みください。
栞葉るりの古典本のページ数は「144ページ」です。
上記にある他の競合相手との比較でも触れていますが、他の古典本と比べると「ページ数が少ない」かなと感じました。

実際に私もAmazonロッカーで栞葉るりの古典本を受け取った瞬間、「思っていた以上に薄い」と思ったね。
しかし、栞葉るりの古典本は、他の古典本と比べ「本当に古典について全く知らない初心者や、本をあまり読まない人をターゲットにしている」ため少ないページ数になっているのかもしれません。

Vtuberのファン層は、漫画やライトノベルをよく好む人が多いイメージがあるからね。

文章だらけで300ページ以上もある本は敬遠されそうだから、漫画付きの少ないページ数は入門用としては最適かもね!

岡本梨奈先生やその他の古典本は、どちらかといえば「本格的に古典を学びたいガチ勢向け」のイメージかな?
上記にも記載してありますが、約300ページくらいの本も読んでいる私としては、「144ページ」という数値「だけ」で見れば若干少ないかなと感じています。
しかし、文章だらけでページ数が多い本が苦手なライト層にとっては、栞葉るりの古典本は気軽に古典の世界に触れることができる入門用として最適かもしれません。
古典本のジャンルとして見れば少ないページ数だが、古典を全く知らない初心者や本をあまり読まないライト層が、気軽に古典の世界に触れることができる入門用としては最適。
【評価4】分かりやすさ

実際に私が読んだうえで評価しますが、基本的に本はフルカラーになっており、漫画やイラストも随所に出てくるため、分かりやすく古典の世界観が学べるなと感じました。
全5章構成になっており、有名な「枕草子」や「源氏物語」はもちろん、様々な古典などについても漫画やイラストを交えつつ分かりやすく解説されていたので、私も楽しく読むことができました。

実際にこのブログでも、文章ばかりではなくこうやってイラストや会話シーンなども時々入れると楽しく読めるよね!

文章だらけより、画像や専用ブロックも随所に入れていった方が、読者目線で考えてると親切だしね!
随所に漫画やイラストが含まれ、全てフルカラー形式になっているので、分かりやすい構成になっている。
【評価5】面白さ

面白さについてですが、漫画やイラストが随所に含まれている影響もあり、堅苦しく難しいイメージや雰囲気がありそうな古典について分かりやすく面白く学べます。
これは、普段漫画やライトノベルなどをよく読む若い人達も古典を楽しく覚えられ、古典の世界観に興味を持つ人達が増えるだろうと思いました。
私自身も歴史が好きなのですが、実際に栞葉るりの古典本を読んでみて、漫画やイラストの雰囲気が手助けしてくれるおかげで古典の世界観が面白く感じましたね。

確かに今の若い人達が歴史に興味を持つきっかけって、ゲームやアニメとか「エンタメコンテンツ」が主流だもんね。

しかも、にじさんじVtuberが書いた古典本なら、Vtuberに興味がある若年層が古典に興味を持つきっかけになりそう!

余談だけど、各章の終わりにある「栞葉るり直筆コメント」と一緒に描かれてあるイラストも可愛いんだよね!
随所に漫画やイラストがあるので、古典の世界観を分かりやすく、そして面白く知ることができる。
最終的な総合評価

5つの項目に分けて栞葉るりの古典本を評価してきました。
ここではその結果を踏まえた「最終的な総合評価内容」をお伝えします。
もう一度各評価内容を振り返りたい方は、上記の項目までどうぞ。
- Amazonなどの一般的なネットショッピングサイトで販売されている。
Vtuberに詳しくない人をはじめ、様々な人が気軽に購入できる。 - フルカラー形式であり、漫画やイラストが随所に存在している。
そのため、分かりやすく古典の世界観を学ぶことができる。
- 料金が「1,815円」と古典ジャンルで比べると若干高め。
読書をあまりしないVtuberファンや初心者には、敷居が高いかもしれない。 - ページ数も「144ページ」と古典ジャンル内では少なめ。
本格的に古典を学びたい人からすれば、少し物足りなく感じるかもしれない。
- 文章だらけの構成や多すぎるページ数の本が苦手で、漫画やイラストも交えながら本を読みたいライト層の読者。
- 古典を全く知らない初心者で、漫画やイラストなども含めて分かりやすく、そして楽しく古典の世界観を学んでいきたい読者。
- 「栞葉るり」や「にじさんじ」などといった、Vtuberファン全般。
特に本(漫画やライトノベル以外)をよく読むファンなら更におすすめ。
同じ活動者(Vtuber)として「対等な立場」で栞葉るりの古典本を評価した結果は以上となります。
上記の注意事項でも書いてある通り、栞葉るりは「古典が大好きな一般成人女性」です。
そのため若干厳しめの意見もありましたが、料金など一部の要素に目を瞑れば古典初心者の方には本当におすすめできる一冊なので、ぜひとも購入してみてはいかがでしょうか?

この記事を読んでいるあなたも、栞葉るりと一緒に古典の世界観を楽しく学ぼう!
今は誰でも本を出せる時代

エンタメ業界が主流になっている今の時代、どんな人間でも本を出版できるようになりました。
有名YouTuberのHIKAKINや、声優の梶裕貴。
そして、今回の栞葉るりのように、誰でも本を書いて発売できるような夢の時代に今の私たちは生きているのです。

HIKAKINや栞葉るりはYouTubeが流行っていなかった約10年前のは一般人だったけど、今では本を出しているからな…!

でも、どんな一般人でも努力し続けて知名度や実力をつけていけば、本を出せるチャンスは十分あるよね!
さて、2025年9月時点で活動期間が「約1年半くらい」である栞葉るりが、なぜ短期間で本を出版できるようになったのか。
もちろん「にじさんじという影響力の強い大手事務所にいるから」という理由もあるかもしれませんが、それだけで話を終えると個人勢など該当しない人達の夢を潰えさせることになる。
なので私は別の理由をメインにお伝えしたいのですが、やはり一番の理由は「栞葉るりが、誰よりも負けないくらい古典を愛していたから」だと思います。
上記でも書いていますが、小学生の頃に古典への愛に目覚めた栞葉るりが、その後も古典を愛し続けていなければ今回の書籍出版のオファーもきっと来なかったでしょう。
いくら影響力の強い事務所の人間でも、何かに対する強い熱量がなければ、それに関する仕事も来ないはず。
逆に言えば誰にも負けないくらいの情熱や愛情などをもって、1つのジャンルや分野などに取り組んでいれば、それに関する仕事が個人勢にやってくるかもしれません。
- 自分が好きなジャンルや分野を、誰にも負けないくらい好きになること。
- 今の自分自身の人生や活動などを楽しむこと。
- 絶対に夢は実現できると信じて、最後まで諦めずに前に進み続けること。
特に上記の③が一番重要な要素であり、この要素だけは絶対に忘れずに活動していれば、いつの日か皆様の夢も実現できる日が来るかもしれません。
もちろん書籍出版の夢も、現実になるかもしれませんよ。

もちろん影響力の強い事務所にいた方がチャンスが優先的に回ってくるけど、諦めなければ個人勢でもチャンスは来るよね!

実は私も「書籍を出版が夢」だから、それを実現できる日まで諦めずにこれからも頑張るよ。
まとめ
今回は栞葉るりが書いた古典本「ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族」という本を、同じ活動者(Vtuber)である私が「対等な立場」でレビューしてみました。
「約12,500文字」という長い文字数のブログ記事になりましたが、今回の記事が栞葉るりが書いた古典本を購入するきっかけになってくれたら私はもちろん、栞葉るり自身もきっと喜ぶはずです。

今回のブログはここまで!
最後までブログを読んでくれてありがとう!